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自分に合うビーガンミルク|牛乳の代わりに、より美味しく健康に

ミルクの様々な種類

 子供の頃、おじいちゃんや親に、骨や健康のためには牛乳を飲みなさい、と何度も言われました。今振り返ると恥ずかしいですが、当時は豆乳を一度も飲んだことがなかったのに偏見を持っていて、朝昼晩、水のように大量に牛乳を飲んでいましたし、単に大好きでした。

 そして、17歳になるまで、コレステロールなどの健康における牛乳の悪い影響を全く知りませんでした。

 しかも、牛乳を生産する過程では、温室効果ガスと排泄物を排出し、水量をたくさん使うなど、環境破壊の原因であることも全然知らなかったです。

 最近では、ありがたいことに、牛乳の代わりに飲める飲料の選択肢がとても増えています。初めて日本に来た時は豆乳ぐらいしか見つけられませんでしたが、最近はアーモンドミルクがスーパーで売られるようになり、続いてライスミルクオーツミルクなども見られるようになってきました。

 今回は、牛乳の代わりに使えるミルクを探している方のため、簡単な特徴や、環境への影響をまとめた記事を投稿させて頂きました。下記のことをぜひ参考にして飲んでみてください!

① 豆乳

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 大豆からつくられる豆乳は栄養たっぷりの低脂肪ミルクです。牛乳と違ってカルシウムは少ないですが、タンパク質やビタミンがたくさん入っています。料理やベーキングで牛乳の代わりに使っても、味をさほど変えずに同じようなものが作れます。

 一点だけ考慮すべきところは、大豆の地球環境への影響です。牛乳ほどではないですが、水をたくさん使う他に、大量生産により熱帯雨林の破壊の原因にもなることがあります。大豆の市場が世界中に急増しているにつれて、遺伝子組み換えや農薬の使用も増えています。僕も豆乳が大好きですが、環境への負担を減らすため、選択肢がある時には、なるべく地産のオーガニックブランドを選ぶことがいいと思います。

② アーモンドミルク

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 牛乳に比べると、アーモンドミルクはカロリーがほぼ半分です。豆乳と同じようにスムージー、シリアル、普通の料理にも使っても違和感はありません。グルテンフリーでデザート、飲み物系には相性が一番いいかもしれません。

 栄養の面では、アーモンドにあるタンパク質が少し失われますが、カルシウムと多くのビタミンEが入っているものもあります。ラベルを確認した上で、入ってない栄養があれば、別の食事で積極的に摂取するようにしましょう!

 環境の面で言うと、牛乳の代替え品の中で生産にもっとも水を必要とします。アーモンドを一つ育てるために水が約3.5リットル必要になります。と言っても、牛乳の生産に必要な水量に比べるとかなり少ないので、この機会にアーモンドミルクもぜひ試してみてください!僕のお気に入りです! 

③ ココナッツミルク

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 ココナッツミルクはとても人気でクリーミーなミルクなので、カレー、スープ、アイス、コーヒークリーマーと相性が非常に良いです。

 豆乳とアーモンドミルクヨーグルトはスーパーでよく見られますが、ココナッツヨーグルトは日本ではまだまだ見られません。でも、自然な甘さと低炭水化物によって、ビーガンチーズを作るのにもとてもオススメです!

 さらに、ココナッツミルクの最大の長所として、環境に良いことが挙げられます。ココナッツの木を植えれば植えるほど、吸収される炭素が多くなります。環境への負の影響を減らしながら土壌を復活させることができます。

④ オーツミルク

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 悪いコレステロールを減らす効果のある栄養がたくさん入っています。ビタミンDも含まれていて、ブランドによっては、他のビタミンも豊富に入っていることがあります。

 家でも実は簡単に作れます!オーツを水と混ぜて、荒目薄地の綿布で漉すとオーツミルクができます。食感はとてもクリーミーで、料理、スムージー、コーヒーなどにとても適しています。しかし、ホイップやデザート系であれば、他のミルクを使った方がいいかもしれません。

 環境の面において、他のミルクほど生産に水を必要としません。さらに総合的に見て、オーツ業界の方がサステナブルで、生産中に炭素をあまり排出しません。このリストの中では、特にオーツが環境に影響の少ないミルクです!

⑤ ライスミルク

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 ナッツアレルギーをお持ちの方にオススメのミルクです。牛乳より軽い舌触りで、味的にもっとも近いのではないかと思います。米を茹でて甘味料を好みで足すだけで、とても簡単に作れます。スープやソースに相性がいいですが、しょっぱい系にはオススメしません。さらに、小麦粉を少し足さないとベーキングでは厚くならないかもしれません。

 米の生産については、かなりの水量が必要ですね。と言っても、世界中の米生産の古い歴史によって、農場に持続可能な実践法を導入し、灌漑組織も改善できたので、以前より環境への影響を防ぐことができています。

 まとめ

 いかがでしたでしょうか?自分に一番合うミルクを見つける参考になれば幸いです!個人的には、一つのミルクが一番好きで毎日飲んでいるというよりかは、何を作りたいかによって使うミルクを変えてます。楽しめる味と組み合わせがたくさん増えて、ビーガンじゃなかった時より、食事が豊かになったと実感しました!

 興味のある方には環境に関する情報も追加してみましたが、結局どのミルクにおいても、普通の牛乳よりは地球環境に優しく、植物性のミルクは全て例外なくコレステロールゼロなので、ここにのってる様々なミルクを試しながら、食事を楽しんでください!ここで解説したミルクの種類の他にも、ヘンプミルクなどがあるので、また違う記事で紹介しますね。

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