
プラントベース・ヴィーガン業界は日々進化を続けており、革新的な技術と製品が次々と登場しています。今回は、2025年7月28日時点での最新ニュースをお届けします。
🚀 MUCHgroup、シイタケベース肉代替品で37.5万ユーロを調達
オランダの食品イノベーション企業MUCHgroupが、シイタケベースの肉代替品の生産拡大のため37.5万ユーロの資金調達を完了しました。2023年に設立された同社は、廃棄物の流れをアップサイクリングしてクリーンラベル原料を作ることに特化しており、今回の資金はフードサービスや業務用ケータリング分野での成長を支援します。
この戦略的パートナーシップにより、同社は商業販売の急速な拡大、新市場の開拓、チームの拡充を実現し、MUCHroomの主要原料イノベーションとしての可能性を最大限に引き出すことができるとしています。
🏆 2025年Vegpreneur Awards、エントリー受付開始
第2回Vegpreneur Awardsが2025年版のエントリー受付を開始しました。受賞者は2025年12月2-3日にニューヨークで開催されるPlant Based World Expoで発表される予定です。
この賞は、食品・非食品を問わず、最も革新的で影響力のあるプラントベース製品を表彰するもので、業界専門家のパネルが味、革新性、環境への影響、市場ポテンシャルの4つの基準で評価します。カテゴリーには、プラントベースミート、乳製品代替品、スナック、さらには清掃用品や衣類などの非食品アイテムも含まれています。
💰 Mara Renewables、魚不使用オメガ3で910万ドルを調達
バイオテクノロジー企業Mara Renewablesが、S2G Investmentsから910万ドルの資金調達を完了しました。同社は精密発酵技術を使用して持続可能なオメガ3プラットフォームの拡大を目指しています。
同社の藻類ベースソリューションは、海洋生態系への圧力を軽減しながら信頼性の高いオメガ3源を提供することを目的としており、昨年は約67億匹のアンチョビをサプライチェーンから代替したと報告されています。
🥩 Beyond Meat、BOAステーキハウスでプラントベースステーキをデビュー
Beyond Meatが新製品「Beyond Steak Filet」をBOAステーキハウス全店舗で発売開始しました。これは、プラントベースステーキが従来のステーキハウス環境に初めて導入される画期的な出来事です。
菌糸体、そら豆プロテイン、アボカドオイルから作られたこの製品は、従来の牛肉ステーキの食感、焼き色、ジューシーさを再現するよう設計されており、1食あたり28グラムのプロテインを提供します。アボカドオイルは焼く際のカラメル化に必要な高い発煙点に貢献し、プラントベース配合により「出血」効果も再現しています。
🧪 Mission Barns、培養脂肪でUSDA承認を取得
Mission Barnsが培養豚脂肪についてUSDA(米国農務省)の承認を取得し、この原料が米国市場に参入することが可能になりました。承認には、サンフランシスコのパイロット施設でのUSDA検査許可と、今年初めにFDA承認を得た培養脂肪原料のラベル承認が含まれています。
同社は現在、Sprouts Farmers MarketやサンフランシスコのレストランFiorellaなどの小売・フードサービスパートナーとの限定的で影響力の高いローンチを準備中です。ベイエリアのSprouts店舗では「Mission Barns培養イタリアンスタイルミートボール」を提供し、FiorellaのBrandon Gillisシェフは培養脂肪を使用した季節のイタリア料理を創作しています。
まとめ
これらの最新動向は、プラントベース・ヴィーガン業界が技術革新と市場拡大の両面で着実に成長していることを示しています。シイタケベースの肉代替品から培養脂肪まで、多様なアプローチで持続可能な食品システムの構築が進められており、消費者にとってより魅力的で美味しい選択肢が増え続けています。
これらの革新は、環境負荷の軽減、動物福祉の向上、そして健康的な食生活の促進という、プラントベースライフスタイルの核となる価値を実現する重要なステップとなっています。今後もこの分野の発展に注目していきましょう。
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出典: Vegconomist, VegNews, Green Queen Media


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